暮らしを彩るシネマライフ
by CINEMA CARAVAN

TOKYO REISM NIGHT “リズム的”ワンルームライフ〈映画編〉 の様子1

第3回目となる今回のテーマは『映画』。気軽に楽しめるエンターテイメントとして人々の心を離さない「映画」は、どんな時代も人々の生活の一部として存在し続けてきました。今回のTOKYO REISM NIGHT では、国内外で映画祭を主催する「CINEMA CARAVAN」を立ち上げた志津野雷さんをゲストにお招きし、映画、そして人生を楽しみ尽くすノウハウを学びます。

REISM からは映画にどっぷり浸れる理想のワンルーム暮らしをご紹介。参加者全員でシネマライフについて語り合う素敵な夜を過ごしました。

“堂々と芸術をする“それが自分の中のテロリズム

若い頃は、写真家として活動し、新聞やテレビなどに自らが撮影した写真を売って生活をしていたという志津野さん。しかし、自分が世の中に発信すべきだと思う写真が使ってもらえない、今伝えたいものが5感で伝えられないという矛盾を感じ、移動式映画館「CINEMA CARAVAN」を立ち上げました。

「移動式映画館を会社として設立したのは、社会への自立心があったからですね。税金払って堂々と芸術をやってやる、という自分の中のテロリズムがあったのではないでしょうか。」そう語る志津野さんは、「メディアによって情報操作されたニュースではなく、自分たちの目で実際に確かめに行こう」と、サーファーやミュージシャン、シェフなど様々な業種の仲間とネットで見たニュースを見れば、実際に現場に行き、地元の人に話を聞いてまわったと言います。

自らが聞いたことを、何のフィルターもなくどうにか発信できないかと考えたのが、映画館を作ることだったのです。そこで、地元・逗子市でもともとの夢であったという“逗子海岸での映画祭開催“に向けて準備をしていきました。

TOKYO REISM NIGHT “リズム的”ワンルームライフ〈映画編〉 の様子2

多彩なアイデアのもとは“旅”

志津野さんは、日本国内で映画祭を行うにあたり、開催場所によって映画祭の内容をカスタマイズしていったと言います。お父さんと子供が海でサーフィンをしている間に、奥さんは料理教室を受け、出来上がった料理を家族で食べながら映画を見れる静岡での水上映画祭。白川郷の合掌造りが世界遺産に登録されてから20周年だったために、地元の素材を活かし、葦で映画機材を準備した岐阜での映画祭。

CINEMA CARAVANは日本国内だけでなく、海外にも進出することを視野に入れていたという志津野さんは、日本の地域性を活かし、寒いところや、海があるところなど、それぞれに対応して映画祭を行えば、海外のどのような場所で開催しても対処できるだろうと考えたそうです。

「地域ごとに映画祭をカスタムする際のアイデアはどのように生まれるのか」という参加者からの質問に、志津野さんは“旅”と答えました。自分の知らない文化や人々、環境に出会いを収めた写真を見返しては、偶然立ち寄ったカフェの内装などを思い出してインスピレーションを得るのだそう。様々な景色を見てきたからこそ、開催地域に合ったアイデアが生まれるという志津野さんに参加者は皆納得の様子でした。

スペインで学んだ、自分をさらけ出すことの大切さ

トークショーも終盤に差し掛かり、志津野さんは一本の映像を参加者に見せました。スペインと日本の国交400年の2013年に、スペインはバスク地方で開催した映画祭の映像です。日本の文化発信の意味合いも込めて開催したこの映画祭は、上映作品も日本映画、造作には暖簾がかかった居酒屋風で、屋台では日本酒やたこ焼きなど日本のソウルフードが楽しめる、”究極の日本空間” を再現しました。

「スペイン人は社交的なイメージがありますが、バスクの方々は実はシャイで、初めは少し距離があったんです、そこで自分たちでそこに住み込み、徹底的にコミュニケーションを取りました。仲間と喧嘩もしましたが、本音で語り合った結果、次第には参加者がどんどん集まり、映画はもちろん日本舞踊やアートなど展示品にもすごく興味を持ってくれて、イベントは大盛況で終えることが出来ました。」

「人と人なので、0から何かを作り上げるのはとても大変です。でもだからこそ弱みも強みもむき出しで、本音でぶつかり合うのが大切だとやっと分かりました。皆さんも社会の中で様々な困難にぶち当たることもあるかと思いますが、一人で頑張りすぎず、仲間に全てをさらけ出すと、解決策が見つかって良い方向に人生が進むのではないかなと思います。」

TOKYO REISM NIGHT “リズム的”ワンルームライフ〈映画編〉 の様子3

映画の世界をヒントに、人は理想の暮らしを見つけるのかもしれない。

トークショー後、志津野さんの話を踏まえ、REISMが提供するリノベーションの部屋を実際にデザインしているREISM株式会社の田原より『映画好きが暮らす理想の住まい』についてご説明しました。あらわれる建造物や風景、主人公の仕草など、映画は舞台の街それぞれで多くの暮らしの場面が出てきます。映画の世界の暮らしにどこか憧れを抱いたことのある方も多いのではないでしょうか。

そんな映画の世界感をワンルームの中に散りばめたREISMのリノベーションシリーズでは、実際に住む人はどのようなライフスタイルを送っているのか、何をコレクションしているのか、収納がどれほど必要なのか、具体的な人物像を決めてデザインを考えています。

REISMが提供するリノベーションシリーズの一つである『Brick』は、ブルックリンの街並みをイメージした壁一面レンガのお部屋で、まるで映画『LEON』に出てくるようなクールな雰囲気が漂うシリーズ。それを聞いた志津野さんも「あえて凹凸のある壁にスクリーンを映すのも、素材の本物の味わいが出る」と、あらゆる空間を映画館に変えてきた志津野さんならではの目線で語りました。

TOKYO REISM NIGHT “リズム的”ワンルームライフ〈映画編〉 の様子4

その後、志津野さんが各テーブルの参加者を交流する懇親会を実施。REISM STANDのお酒と料理を楽しみながら、好きな映画や、次回映画祭についての話で盛りあがり、会は大盛況のもと幕を閉じました。様々なテーマに沿って「東京での日々の暮らしがワクワク楽しくなる」話題をお届けするTOKYO REISM NIGHT。今後の情報もお楽しみに!

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